梅雨明け以降、京都は非常に気温が高く、日中だけでなく夜になっても容赦ない蒸し暑さが続いています。
この「風が抜けずに熱がこもるネットリとした暑さ」は、盆地である京都独特のもの。
本格的な夏の到来を肌で感じる毎日ですが、街の中はそれ以上に祇園祭の熱気で一段と盛り上がっています!
お店のすぐ近くの通りでも連日行われていた「鉾建て(ほこたて)」がほぼ完了し、美しい姿を現しました!


釘を一本も使わない伝統技法で骨組みが組み上がり、現在は美しい装飾品や提灯の飾り付けが進んでいます。
コンクリートのビル街にコンチキチンの音色が響くと、「いよいよ夏の本番だな」とワクワクしてきます。
そして、明日7月14日からは「屏風祭」も始まります!

屏風祭とは、山鉾町の古い格式ある町家や老舗の法衣店・呉服店などが、それぞれの家宝である屏風や貴重な美術品、お祭りの道具などを通りから見えるように格子を外して飾る、祇園祭のもう一つの伝統行事です。
まるで街全体が美術館のようになり、京都の歴史ある暮らしや文化を間近に感じることができます。
そして、明後日15日からは、いよいよ「宵々山(よいよいやま)」「宵山(よいやま)」の期間を迎えます!
夕暮れとともに駒形提灯に一斉に灯りがともり、お祭り気分は最高潮に達します。
期間中、各山鉾の保存会やその周辺では、祇園祭の名物である「厄除けちまき(粽)」が販売されます。
これは食べるものではなく、1年間玄関先などに吊るしておく京都の伝統的な「お守り」です。
山鉾ごとに「疫病退散」「縁結び」「学業成就」などご利益が異なるので、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
山鉾の周辺や各通りでは、明日以降も時間帯によって細かく交通規制が敷かれます。
また、15日・16日の宵山期間の夜間は広範囲で大規模な歩行者天国となります。
これらのエリアは「車両通行止め」となるため、自転車に乗ったまま進むことはできません。
山鉾の近くを通る際は、必ず自転車を降りて、押して通行してください。
京都の街中には無料で停められる駐輪スペースはありません。
短時間の観光であっても路上放置は厳禁ですので、自転車を停める際は必ず近くの有料公営駐輪場(1回200円程度)をご利用ください。
特にお祭りエリア一帯をじっくり巡る日は、あらかじめ周辺の有料駐輪場に自転車を預けてしまい、そこから徒歩で散策されるのが一番スムーズでおすすめです。
京都の夏は、昔から「油照り(あぶらでり)」と呼ばれるほど、じわじわと体力を奪う独特のサウナのような暑さが特徴です。
自転車で走っていると風が心地よく感じられますが、体感以上に汗をかいています。
のどが渇く前に水分(塩分も!)を補給するのが、京都の夏を快適に乗り切る大切なポイントです。
また、夜の「宵山」に出かける方も多いと思いますが、京都の夜は気温が下がりにくく、大変な熱気と混雑で熱中症のリスクが高まります。
「夜だから大丈夫」と油断せず、ハンディファンや冷感タオルなどを上手に使って、涼を取りながらお祭りを楽しんでくださいね。
当店では、暑い日でも体力を消耗せずに移動できる電動アシスト自転車をたくさんご用意しています。
ルールとマナーを守って、今しか見られない活気あふれる京都の夏を安全に楽しんでくださいね!

